苗の定植が始まりました。

 
JA愛知みなみ管内ではキャベツの定植が始まっています。

連日、あちらこちらの畑で定植機が出動し、植え付け作業をおこなう風景が見られます。 定植作業中の畑の脇に駐められた軽トラには、苗の入ったトレイがたくさん積まれています。


 
定植の手順としては、まずは土の準備から始まります。植え付けの 2週間ほど前までに堆肥や石灰など を散布して耕し、植え付けの直前に元肥を施して畝立てをします。


こちらは定植機です。
苗の間隔、植える深さ、スピードなどをこの機械で細かく設定出来ます。生産者が手で示しているのは「メジャー」です。

スピーディーに、且つ正確に植えることが出来る全自動の機械ですが、やはり最後は“人の目・人の手”で 計ること、調整することが必要な場面が出てきます。


 
激しい暑さが続いたり、突然の雨が多いなど、天候の不安定な近年の環境の中で、生産者は 品種や気温などによって変化する成⻑の速度を予測し、必要な作業を日々考えながらおこなっています。

お店に並ぶ美味しいキャベツの背景には、生産者のこのような毎日の心配りが不可欠、ということを多 くの方に感じてもらえたら嬉しいです。

ちょうどこの日、作業中の生産者がおすすめキャベツ料理メニューを教えてくださいました。今後の常 春部会ホームページの「キャベツ料理レシピ」でご紹介できればと思います。
お楽しみに。


 
JA愛知みなみ常春部会は今季も美味しいキャベツを皆さんのもとに届けるため、生産者と職員一同一丸 となって準備しています。
 
 
2022/9/5
JA愛知みなみ常春部会