種まきスタートです。

 

JA愛知みなみ 常春部会では、今季のキャベツ栽培に向けた種まき作業がスタートしています。

自動播種機で、セルトレイに詰められた培土に水がかけられ、穴あけ、種まきが一連の流れ作業となって進んでいきます。

機械による種まきとはいえ、発芽環境に関わる大切な作業です。最終チェックは職員の目により慎重におこなわれます。


この日まかれた種は一旦冷蔵庫で保管され、その後生産者のもとへ届けられます。種の力とはすごいもので、種まきから約3日後には発芽します。この小さな一粒に宿る自然のエネルギーは本当に偉大ですね。

JA愛知みなみ常春部会のキャベツは全国トップクラスの生産と販売量で、長年その品質と味の良さを高く評価していただいています。

その背景には、40年以上の栽培の歴史と経験・技術継承によって、生産者と職員、種苗会社との連携の中でのこの地域に合った品種選定や栽培が産地一丸となっておこなわれていることが大きく寄与しています。

種まき作業からちょうど5日後、常春部会生産者の苗場では、元気に発芽した双葉がトレイの中ですくすく成長していました。
この可愛いらしい双葉が秋には立派な美味しいキャベツとなって皆様の食卓へ届けられていきます。

新型コロナウイルスの影響により、活発な販売促進へと思うように動けず、もどかしい時が続いていますが、「どんな荒波がやってこようとも、去年よりさらに!という身持ちで乗り越えていきたい。」と部会長も熱い意気込みを語っています。

この種まき作業は例年9月ごろまで行われ、発芽した芽は約1ヶ月後には畑へ定植となります。

ではまたその頃に経過をレポートします。
 
 
2022/8/4
JA愛知みなみ 常春部会